HOME > コラム > 🍁2025年10月の給食だより|実りの秋、旬を味わう【寒露・霜降】
2025年10月の食育だより

目次

  1. 🌾今月の旬の食材(野菜・果物)
  2. 📝秋は「かむ力」を育てるチャンス!
  3. 🍴家庭でもできる!秋の食育 💡
  4. 🍂今日もおいしく、明日も元気に

朝晩に冷たい風を感じるようになり、園庭の木々も少しずつ秋の彩りを見せはじめています。10月は「寒露(かんろ)」「霜降(そうこう)」という二十四節気にあたります。寒露は、草木に冷たい露が宿る頃、霜降は初霜が観測されるほど朝晩が冷え込む時期を意味します。
そんな季節の移ろいを、子どもたちの体調や食欲、そして給食の献立にも感じることができました。

「食欲の秋」とも呼ばれるこの時期は、栄養価が高く美味しい旬の食材が豊富。今月も、季節を感じられる野菜や果物を取り入れ、子どもたちが“楽しみながら食に触れられる”よう工夫を凝らしました。


🌾今月の旬の食材(野菜・果物)

食材の「旬」を意識することで、栄養価はもちろん、風味や香り、色合いがより一層引き立ちます。

10月の献立で活用した代表的な食材を、以下にまとめました👇

🥦 野菜類

食材名特徴・栄養ポイント
さつまいも食物繊維・ビタミンCが豊富。ほのかな甘みが子どもにも人気。
かぼちゃカロテンやビタミンEを多く含み、免疫力アップに貢献。
しめじ・えのき等のきのこ類食物繊維とビタミンDが豊富。噛む力を育てるのにも最適。
にんじんβカロテンが豊富で、皮膚や粘膜の健康を守る働き。
白菜・小松菜ビタミンCやカルシウムが豊富。煮込みや汁物にも活躍。

🍎 果物類

果物名特徴・栄養ポイント
「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高く、ビタミンCも豊富。
ぶどう皮ごと食べられるタイプで食物繊維とポリフェノールを手軽に。
水分が多く、しゃきっとした食感でのどごしも良好。
りんご整腸作用のあるペクチンが豊富で、お腹にもやさしい果物。

これらの食材を、炊き込みごはんやシチュー、スープ、おやつに取り入れることで、食材本来の味を楽しめるような献立を工夫しています。


📝秋は「かむ力」を育てるチャンス!

秋の味覚は、実は「よく噛む」ことが自然にできる食材が豊富。たとえば、根菜類やきのこ類、りんごや柿など、しっかり噛まないと飲み込みにくい食材が多く出回ります。

子どもたちの咀嚼(そしゃく)力は、脳の発達や顎の成長、姿勢、集中力にまで影響を与えるといわれています。給食でも、柔らかすぎず、適度な食感が楽しめるメニューづくりを意識しています。

特に、年長児では「自分のペースでしっかり噛んで食べる」ことを伝え、姿勢やお箸の持ち方なども声掛けしながら“食べる力”を丁寧に育てています。


🍴家庭でもできる!秋の食育 💡

園での取り組みを、おうちでも気軽に楽しめるように、以下のような秋におすすめの食育活動をご紹介します

  1. 皮むき・カット体験(さつまいも・りんご)
     包丁を使う前の練習として「ピーラー」や「手でちぎる」など簡単な調理体験から始めてみましょう。食材に触れることで、苦手意識も自然と減ります。
  2. 味覚の違いを楽しむ「きき果物」ゲーム
     梨・りんご・柿など、見た目や食感の違いを目・鼻・舌で感じながら食べ比べるのも楽しい学びに。
  3. 「お弁当風ワンプレート」で自分で盛りつけ
     好きな具材を選んで小皿に盛り付けてもらうと、食べる意欲もアップします。栄養バランスや色合いも一緒に考えてみましょう。

これらはどれも親子で楽しめる上に、食材への興味を育て、偏食予防にもつながります。


🍂今日もおいしく、明日も元気に

10月は、行事や自然体験を通じて、子どもたちが「季節」を感じ、「食」を楽しむ機会に恵まれました。

ハロウィンメニューやさつまいもごはん、きのこのスープなど、秋ならではの温かみのある献立が、笑顔の食卓を彩ってくれました。

今後も子どもたちの“心と体を育てる給食”を目指し、旬の食材を活かしながら、栄養バランスだけでなく「食の楽しさ」や「食への感謝」を育てる活動に力を入れてまいります。



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